
台湾の高校生が教育旅行で福井を訪れ、4日間にわたって地元の高校生たちと交流しながら、福井ならではの伝統工芸や文化を学びます。
13日正午過ぎ、北陸新幹線で福井にやって来たのは台湾・高雄市の高校生です。去年、福井南高校と姉妹校になったことが縁で、福井への教育旅行が実現しました。
台湾の生徒たちは、AIを活用した同時通訳のシステムで福井の観光地を紹介された後、駅前を散策して恐竜との写真撮影を楽しみました。
■台湾の高校生
「恐竜博物館を見てみたい。とてもクールでエキサイティングで素晴らしいと思う。たくさん友達作りたい」
■福井南高校の生徒
「福井の良さを知ってもらえるのはうれしいし、こっちで学びたいと思ってくれるのはめっちゃうれしい」
インバウンドが課題の福井県。県観光連盟では、教育旅行の受け入れ拡大を目指しています。
■福井県観光連盟 山口翔平さん
「高校生が熱い交流をすることで、大人になってから福井に来てもらえると思うし、将来的にもインバウンドが拡大していくきっかけになるのではないか」
一行は16日(金)まで県内に滞在し、高校生同士で交流しながら、福井の伝統工芸や文化を学びます。