
(NHK)香川県琴平町の中学校の姉妹校となっている台湾の学校の生徒が29日、琴平町で開かれた歓迎会に参加し、生徒どうしで交流を深めました。
29日、琴平町の琴平中学校には、姉妹校となっている台湾・新北市にある瑞芳国民中学の生徒や教員など15人が訪れ、体育館で歓迎会が開かれました。
歓迎会では、琴平中学校の生徒が英語で「瀬戸大橋などの美しい景色やうどんやすしなどの和食を楽しんでください」と歓迎のことばを述べました。
これに対し、台湾の生徒は英語と日本語で、「日本の文化を習うことを楽しみにしています。よろしくお願いします」と答えていました。
この後、台湾の生徒が扇子を使ったパフォーマンスを披露したり、琴平中学校の生徒がソーラン節を披露したりして、生徒どうしで交流を深めていました。
瑞芳国民中学の2年生の女子生徒は「きのうの到着から温かく歓迎してもらいすごくうれしかったです。交流中は一緒に英語を学びたい」と話していました。
また、琴平中学校の3年生の男子生徒は「一緒に授業を受けるので、楽しい話をしたり琴平中学校でしかできないことをやったりしたい」と話していました。
台湾の生徒たちは琴平町内でホームステイするなどして地元の生徒たちと交流し、来月1日まで日本に滞在する予定です。