
【共同研究の取り組みを紹介する伊勢と台湾の生徒ら=伊勢市本町の外宮参道ギャラリーで】
(株式会社伊勢新聞社)
【伊勢】三重県伊勢市の県立伊勢工業高校の生徒と台湾の高校生が建築をテーマに取り組んだ共同研究の成果を紹介する展示が、同市本町の外宮参道ギャラリーで開かれている。31日まで。
共同研究は、昨年9月から今年2月、同校建築研究部の当時の3年生3人を中心に、台湾の高校にあたる国立台南第一高級中学の生徒らとオンラインで学習会や研究に取り組んだ。台湾・台南市に残る日本統治時代(1895―1945年)の歴史的建造物「知事官邸」など三つの建物に焦点をあて、台湾の生徒が現地で構造や歴史的背景などの調査を行い、伊勢工高生がそれを基にリノベーションなどを提案。2月には台南市で研究発表も行った。
会場には、生徒らの取り組みを紹介するポスター20点余りを展示し、建築の研究を通じた両校の交流を伝えている。25日には、伊勢工高の在校生と、研究に関わった台湾の生徒の代表3人も来場し、研究について紹介した。
伊勢工高建築科3年の大谷呼春さん(17)は「先輩たちの取り組みを知ってもらいたい。今後も両校の交流を続けていきたい」と話した。