台湾の子どもたちが、「教育旅行」として熊本県内を訪れています。


山鹿市の鹿北小学校を訪問(19日)

( KKT NEWS)19日、山鹿市の鹿北小学校を訪れたのは、台湾・高雄市にある勝利國小学校の子どもたちです。台湾との相互交流のため、県の窓口を通じて、児童とその保護者や教職員あわせて50人が、「教育旅行」として18日から県内に滞在しています。

歓迎式典では6年生が和太鼓の演奏で歓迎しました。台湾の子どもたちも、パーカッションやハンドベルの演奏で応えました。その後は校内を見学し、特産の鹿北茶の試飲や、歌舞伎の基本動作を組み合わせた「歌舞伎体操」など日本の文化を体験しました。


日本文化を体験

■台湾・勝利國小学校の児童
「今まで体験したことがないので、今回はすごく新鮮な体験でした」
■鹿北小学校の児童
「台湾の方のパフォーマンスを見てすごいと思いました。初めて台湾の方と交流できて、楽しかったです」


タブレットを使ってコミュニケーションをとる

机を並べ、一緒に給食を食べながら、時にはタブレットを使ってコミュニケーションをとりました。

■熊本県観光振興課 平松恵美主幹
「これが試金石となって、いろんな学校が台湾の学校と交流し、相互交流がますます深まればいいと思っています」

台湾からの一行は1月22日まで県内に滞在し、荒尾市や阿蘇市、熊本市なども訪れるということです。