( 金沢星稜大学)  清水ゼミナールでは羽咋小学校と台湾の小学校との国際交流を支援しています。
清水ゼミナールの学生は昨年12月の末に本学のエリアスタディーズアドバンスという企画で、羽咋小学校の交流相手、高雄市立新甲小学校(台湾)に訪問しています。




台湾での経験を羽咋小学校で報告し、台湾の様々な場所で撮影してきた360度映像を、VRゴーグルを使って視聴してもらいました。
羽咋小学校の6年生には台北市でのカウントダウン花火の様子や、高雄市立新甲小学校の校内ツアーの様子を見てもらいました。




人間科学部こども学科 3年次 M・Rさん(石川県 七尾高等学校出身)
私自身が初めて海外に行った時に「本当にこんな世界があるのか」と感動したことが大きく影響して、子どもたちが国際交流を行う架け橋となれるこの活動がとても楽しかったです。
羽咋小学校と台湾の新甲小学校の交流支援の中で特に良かったのは、外国に対する子どもたちの興味関心の高まりを感じられたことです。今回の報告ではVRゴーグルを使い、より臨場感のある報告ができました。ワクワクしながら話を聞いてくれる子どもたちの様子、「えー!」と驚いた声、「へーそうなんだ!」と感心する姿を見てみんなの世界がまた一つ広がってくれていたら嬉しいなと思いました。


人間科学部こども学科 3年次 N・Tさん(富山県 桜井高等学校出身)
今回は自分たちが台湾の小学校に訪れて、実際に360度カメラで撮影した映像を、羽咋小学校の6年生に体験してもらいました。
VRは、まるでその場所に行ったかのような本格的な体験ができることがメリットです。児童たちも交流校や現地の映像を見て、日本との違いを様々な観点から感じ取れている様子でうれしかったです。また、1人の児童がVRで見ている画面をテレビにもつなげることで、VRを見ている子のワクワク感がまわりにも伝わりました。
新たな課題としてVR本体のバッテリーが長く持たないために、モバイルバッテリーをつなぎながら使うとかの工夫が必要だと感じました。子供たちが機器の不都合を気にせずに、楽しんでほしいと思いました。